上海は言わずと知れた最先端都市です。でも、下町感溢れる古い街並みがそのまま残っている場所も多く、今の日本では難しい切り分けが出来ていると感じました。猛暑の夜にランニングシャツのおじさんが話しながらビールを飲んで、その脇を子供達が走る。その路地には数多くのスクーターが走っていました。HONDAのカブのような古い、いわゆる原チャです。そんな風景に懐かしさを感じていましたが、しばらくして気付いたのは、その原チャリのほとんどが電動だということです。ほぼ無音です。入り混じっている新旧の景色にも2段飛びで進む中国経済の強さを感じました。