もう生椎茸は使いません。多分。

長期出張は料理ができないことにストレスを感じるほど料理は昔から好きなのです。今回、販促を手掛けるにあたり(正直言いますと)、味に違いがほとんど感じられないだろうから伝え方が難しいと思いました。構成を考えるため、商品を送っていただき、干し椎茸を使った献立を続ける生活が始まりましたが、自然と和食が多くなります。いわゆる「映える」献立ではなく、なんか…なんと言うか…地に足のついた、基本に忠実な、ただただ、美味しいご飯を作りたくなります。北海道の田舎町出身の母さん、海沿いのぼろぼろの家に住んでいたばあちゃんの料理を思い出しながら。週に数度、次の日のために、水で戻すのが楽しく、それを使って料理をする翌日のご飯が待ち遠しくなりました。「生椎茸」派だった僕は、やっと本当の椎茸を食べた気がします。そんな椎茸です。写真の調理・撮影には、このようなコンセプトを理解して、地に足のついた美味しい料理に仕上げてくれる方にお願いしました。いっぱい売れて欲しいのではなく、この想いや楽しさ(当然、美味しさ)が伝わればいいなと思ってます。厚い冬子(どんこ)で作る料理はどれも存在感があり、香信(こうしん)はバター醤油でステーキもいい。そして戻し汁は椎茸の旨味たっぷりですので味噌汁や麺物に。僕は茶碗蒸しにしました。
💁🏻‍♀️【むかわの魅力 発掘商店】

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